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美浜テニスガーデン

今年一発目

こんにちは 永徳ですピースワハハ

20歳でテニスを始めた下手くそな頃、同じ同好会の方にシングルスで10連敗位してました汗
キャリアの差があって負けて当たり前なのですが、悔しくてラケットラケット赤を何本も叩き折ったり(折るたびに後悔してました。)、自分の下手さにいつも腹をたててたように思います。
数年経つと、「自分の力が相手にどこまで通用するか試してみよう」 と言う気持ちに変わっていきました。
そういえば「試合」は「ためしこころみあう」という字でできてますね。

 ところで下手くそで試合に勝てない頃にある本のエピソード(あるコーチの回想録)に励まされたので紹介しますビックリマーク

「あれは、わたしが20歳の時だった。
欧州ツアーにブラジルの選手として出かけて行った時のことだ。ジュネーブの試合で信じられないものを見た。ベープ・メルロという ’テニスの全く出来ない‘プレーヤーが、次々と、体力でも技術でもはるかに勝っている若いプロをなぎ倒しているのだ、メルロは46歳だった。
あえぎ、よたつき、転びそうになりながら、フォアハンドストロークらしきもので球を返し、ぎこちない両手打ちバックハンドでやっとラケットを球にあてている。
サーブなんてものは無きに等しく、ボレーなど全くやらない。
メルロはただそのへんをドタドタと走り回り、球と悪戦苦闘しているだけだった。
ところがスコアのほうは、こうした印象とは全く逆に、なぜかいつもメルロの方がほんの少しだけ相手を上回り、そして勝ってしまうのだ。
こんな馬鹿げた話があるだろうか、醜い中年の、下手丸出しのプレーヤーが勝ち続けるなんて・・・私は思った。
しかし結果が全てなのだ。
メルロは、ジュネーブの大会で優勝してしまったのだ。
そればかりではない。この世界一下手くそ(に見えた)男は、イタリアオープンの準決勝に2度も進出しているし、デビスカップの代表に4度も選ばれている(メルロはイタリア人)。
そしてウインブルドンでは、ドン・バッジ、ヤロソフ・ドロブニー、バリー・マッケー、チャック・マッキンリーといったチャンピオンを軒並みなぎ倒しているのだ。 

メルロ見たとき私は思った。
オレはこの20年間、フォアハンド、バックハンド、ボレー、スマッシュ、サーブと、ありとあらゆる技術のために、惜しみない努力を自分に課してきた。
血のにじむようなトレーニングと、矯正。
そして、体力アップのための、数々の汗。
ところがいま目の前にいるよたよたした男は、テニスの技術なんか何一つまるで知らないうえに、体力だって、気の毒なほど、衰えている。
にもかかわらず、我々ではなく、なぜ彼が勝つのだ。」

このあとにこのように解説してましたビックリマーク
「勝ってやる」という闘争心、決断力、勇気こそテニスで一番大切なものだキラキラ

そうはいうものの勝つだけではなく、いろいろな目的でテニスをやるのもありだとおもいますよ音符
投稿者 美浜スタッフ 16:19 | コメント(0)| トラックバック(0)
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