2012年03月23日
大学時代
こんにちは。青木です。
今回のブログは予告していたように大学時代のテニスの考え方、取り組み方などを発表します。
まず前提として、僕らの大学での部活の目標としては夏に行われる関東学生リーグで昇格すること。このリーグは1~7部で構成されており、1~6部は6校ずつ、7部は多数の学校でのトーナメント方式。リーグで1.2位が上部との入れ替え戦、5.6位が下部との入れ替え戦となります。試合はダブルス3本シングルス6本の9本勝負。全て3セットマッチ。
1~3部まではスポーツ推薦などで選手を集めている学校が大半です。自分の大学は他校とは違い監督(コーチ)がいません。かつ私立とは違って推薦などで有望な選手が入ってくることもありません。その中で他校に対抗していくためには、練習の質を高めていかなければいけませんでした。論理的にテニスを考えてプレーをすれば、どんなに強い選手であっても倒す事が出来ます。そのあたりを紹介します。
0、千葉大学のテニススタイル
ダブルス:
サービスゲームはサービスダッシュ~の前並行陣
リターンゲームは後並行陣スタートでロブ主体のテニス。
シングルス:つなぎメインで相手のミスを誘う。
1、方針
自分の学校は全員が相手の1番手に勝つ力を付けるのではなく、4~6番手に勝つ力をつける方法でやってきました。ダブルス2本、シングルス3本取ればチームとしては勝てますからね。
夏のリーグが終わった秋からが1年間のスタートです。まずは1年後のリーグで当たる学校の分析から始まります。その年の強い学校を3校くらいをピックアップし、相手校の4~6番手を勝手に決め、次にやっと目標設定開始。どのショットも地味練習での強化をし、どのレベルになるかをイメージして、2週間ずつくらいで予定を立てます。どんな練習も期間を決めて練習するのが大事ですね。ただ、大体が2週間では習得出来ず、そのたびに日程の見直しをします。
2.内容
基本的には秋から冬にかけてはラリー練はほとんどせず、朝練に手出しの球出しのみでひたすら練習です。フォアのグリグリスピン、バックハンドのスライスのつなぐ練習、リターン練習をひたすら手出しで。2時間ひたすらサーブ。ロブカットでミスをせずコースを狙う。どれも相当な地味練習です。
夕方授業が終わってからはナイター設備がないため2時間キツイキツイトレーニング。モチベーションを維持していくのが、かなり辛いものばかりです。ただ、今のテニスがあるのもその時期みっちりと鍛えてきたから、更にはレッスン内容にも大学時代の地味練習が生きています(^-^)/
3.実戦
春になるとラリー練習を主に取り入れ、かつ試合も毎週のように組んでいきます。対抗戦で今までやってきたショットが使いこなせるか確認します。ここでは勝つことは考えません。とことんショットの内容をみていきます。
対抗戦をやった次の日は必ず反省会。
1日かけて試合のビデオを部員で見ながら、ショットの反省をします。ただ、部活では基本ラリー練習がメインになるため、進行状況の悪い人は自主練てわひたすら球出しでの練習をやり直します。
ここで、1つ
皆さんも試合に出ることはよくあると思いますが、自分の試合を見直した事がありますか?ただ、反省をするのではなくビデオでチェックしてみると、自分を冷静に分析できると思いますょ。そして、必ずダブルフォルトとリターンミスの数を数えて、毎試合そのミスを減らせるように努力してみてください。他にもチェックするポイントは様々ですが、詳しい事は直接コーチなどに聞けばアドバイスをもらえると思います。
4.形式練習
春休みが終わり、4月になるととことん形式練習です。ダブルスでのフォーメーション。シングルスでの2対1でのラリー。
ここからはショットの質の向上は考えません。むしろ、取捨選択です。
たくさん練習したものでも、使えないものは捨てます。
この意識がかなり大事です。大体は試合中、不安な展開であっても気にせず使う方が多いと思いますが、千葉大学の方針としては、自分に自信のあるものしか使いません。リターンであっても打っていくリターンが完成しなかった者はロブのみでの展開を考えて行います。かなり、勇気のいる選択ですが徹底出来れば、かなりポイントが取れます。
まぁ、これが常に出来れば、楽に勝てるとは思うんですが、なかなか出来ないんですよね。
といった感じで、今回はこのへんで終わりにします。みなさんの参考になればと思います。
今回のブログは予告していたように大学時代のテニスの考え方、取り組み方などを発表します。
まず前提として、僕らの大学での部活の目標としては夏に行われる関東学生リーグで昇格すること。このリーグは1~7部で構成されており、1~6部は6校ずつ、7部は多数の学校でのトーナメント方式。リーグで1.2位が上部との入れ替え戦、5.6位が下部との入れ替え戦となります。試合はダブルス3本シングルス6本の9本勝負。全て3セットマッチ。
1~3部まではスポーツ推薦などで選手を集めている学校が大半です。自分の大学は他校とは違い監督(コーチ)がいません。かつ私立とは違って推薦などで有望な選手が入ってくることもありません。その中で他校に対抗していくためには、練習の質を高めていかなければいけませんでした。論理的にテニスを考えてプレーをすれば、どんなに強い選手であっても倒す事が出来ます。そのあたりを紹介します。
0、千葉大学のテニススタイル
ダブルス:
サービスゲームはサービスダッシュ~の前並行陣
リターンゲームは後並行陣スタートでロブ主体のテニス。
シングルス:つなぎメインで相手のミスを誘う。
1、方針
自分の学校は全員が相手の1番手に勝つ力を付けるのではなく、4~6番手に勝つ力をつける方法でやってきました。ダブルス2本、シングルス3本取ればチームとしては勝てますからね。
夏のリーグが終わった秋からが1年間のスタートです。まずは1年後のリーグで当たる学校の分析から始まります。その年の強い学校を3校くらいをピックアップし、相手校の4~6番手を勝手に決め、次にやっと目標設定開始。どのショットも地味練習での強化をし、どのレベルになるかをイメージして、2週間ずつくらいで予定を立てます。どんな練習も期間を決めて練習するのが大事ですね。ただ、大体が2週間では習得出来ず、そのたびに日程の見直しをします。
2.内容
基本的には秋から冬にかけてはラリー練はほとんどせず、朝練に手出しの球出しのみでひたすら練習です。フォアのグリグリスピン、バックハンドのスライスのつなぐ練習、リターン練習をひたすら手出しで。2時間ひたすらサーブ。ロブカットでミスをせずコースを狙う。どれも相当な地味練習です。
夕方授業が終わってからはナイター設備がないため2時間キツイキツイトレーニング。モチベーションを維持していくのが、かなり辛いものばかりです。ただ、今のテニスがあるのもその時期みっちりと鍛えてきたから、更にはレッスン内容にも大学時代の地味練習が生きています(^-^)/
3.実戦
春になるとラリー練習を主に取り入れ、かつ試合も毎週のように組んでいきます。対抗戦で今までやってきたショットが使いこなせるか確認します。ここでは勝つことは考えません。とことんショットの内容をみていきます。
対抗戦をやった次の日は必ず反省会。
1日かけて試合のビデオを部員で見ながら、ショットの反省をします。ただ、部活では基本ラリー練習がメインになるため、進行状況の悪い人は自主練てわひたすら球出しでの練習をやり直します。
ここで、1つ
皆さんも試合に出ることはよくあると思いますが、自分の試合を見直した事がありますか?ただ、反省をするのではなくビデオでチェックしてみると、自分を冷静に分析できると思いますょ。そして、必ずダブルフォルトとリターンミスの数を数えて、毎試合そのミスを減らせるように努力してみてください。他にもチェックするポイントは様々ですが、詳しい事は直接コーチなどに聞けばアドバイスをもらえると思います。
4.形式練習
春休みが終わり、4月になるととことん形式練習です。ダブルスでのフォーメーション。シングルスでの2対1でのラリー。
ここからはショットの質の向上は考えません。むしろ、取捨選択です。
たくさん練習したものでも、使えないものは捨てます。
この意識がかなり大事です。大体は試合中、不安な展開であっても気にせず使う方が多いと思いますが、千葉大学の方針としては、自分に自信のあるものしか使いません。リターンであっても打っていくリターンが完成しなかった者はロブのみでの展開を考えて行います。かなり、勇気のいる選択ですが徹底出来れば、かなりポイントが取れます。
まぁ、これが常に出来れば、楽に勝てるとは思うんですが、なかなか出来ないんですよね。
といった感じで、今回はこのへんで終わりにします。みなさんの参考になればと思います。
投稿者 美浜スタッフ 16:14 | コメント(0)| トラックバック(0)
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